アルビレックス新潟は4日、誹謗中傷およびカスタマーハラスメント行為への対応について声明を発表した。

 発表によると、SNSやダイレクトメール、電子メールにおいて新潟の所属選手、スタッフ、および試合を担当した審判に対する悪質な誹謗中傷が確認されているとのこと。
中には、選手の身体的特徴を揶揄するようなものや、関係者への危害を示唆する深刻な内容も含まれているようだ。クラブは「これらの行為は極めて悪質であり、いかなる理由があっても決して容認できません」とした上で、次のように続けている。

「これらの違法・不当な行為に対しては、クラブとして毅然とした態度で臨みます。特に悪質なものについては、警察および顧問弁護士と連携し、情報開示請求を含む法的措置を講じ、厳正に対処します」

「また、SNSにおいて、事実と異なったり、憶測に基づいた情報の投稿や拡散により、結果として誹謗中傷につながるケースが後を絶ちません。サポーターの皆様におかれましては、インターネットは不特定多数が投稿を目にする場であることを踏まえ、情報の真偽や信頼性を慎重に見極めていただきますよう、お願いいたします」

「Jリーグは2025年2月に、誹謗中傷等の違法・不当な行為に対する考え方と対応について表明し、またカスタマーハラスメント等の対応に関する基本方針を示しました。当クラブもこの方針に深く賛同し、誰もが安心・安全にスポーツを楽しめる環境を、皆様と共につくり、守り続けていくことを目指します。 何卒、皆様のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げます」

 このところ、JリーグのクラブからはSNS上での誹謗中傷や不適切投稿に関する声明や注意喚起が相次いでいる。
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