現在25歳の冨安はアビスパ福岡の下部組織出身で、2016年にトップチームデビュー。2018年1月にベルギーのシント・トロイデンに加入すると、1シーズン半プレーし、セリエAのボローニャへステップアップを果たした。加入直後から主力に定着し、公式戦通算64試合出場3ゴール3アシストを記録。2021年8月にはアーセナルへの完全移籍を発表された。
アーセナルではミケル・アルテタ監督の下、主に左サイドバック(SB)としてプレーし、2024年3月には2026年6月までの契約延長を果たした。しかし近年は度重なる負傷に悩まされ、2024-25シーズンはわずか1試合の出場に留まった。
残り1年の契約が残されていたが、アーセナルは4日、冨安の退団を発表。クラブと同選手の合意を受けて、契約解除に至ったことが伝えられている。
そして冨安は自身のインスタグラムを更新。アーセナルへ4年間の感謝とともにお別れのメッセージを投稿した。
「忘れられない4年間の後、この素晴らしいクラブに別れを告げる時が来ました。言いたいことはたくさんありますが、一番伝えたいことは『愛をくれてありがとう』です。
「サポーターの皆さん、ピッチ内外で愛をありがとう。私は決して忘れないし、それは心の中に永遠に残ります」
「チームメイトへ。君たちとのたくさんの思い出が共有できてとてもうれしかった。みんなの良さは、選手としてだけでなく、人としても知っている。一人一人とすぐにピッチで会えるのを楽しみにしています」
「新しい章の時間ですが、私は永遠にグーナーであることを誇りに思います。一度グーナーになれば、ずっとグーナーです。ありがとう」
【画像】冨安がインスタグラムでメッセージを投稿