発表によると、5日に『ニッパツ三ツ沢球技場』にて行われた2025明治安田J1リーグ第23節の横浜FC戦の開始前、横浜FMサポーターによる花火や発煙筒を使用した横浜FCサポーターに対する挑発行為があったという。
横浜FMは、本件によってアウェイゴール裏指定席及びメインアウェイ指定席の入場開始が遅れたことについて「深くお詫び申し上げます」と発表。今後、行為者を特定をしたうえで然るべき措置を講じるとし、以下のように声明を発表した。
「横浜F・マリノスでは、『“FAIR PLAY, FAIR SUPPORT”差別・挑発・迷惑行為は、絶対に許しません』をスローガンに、人権啓発活動を行っています。ファン・サポーターの皆さまにおかれましても、クラブに関わるあらゆる人が共有し、持つべき姿勢、考え方であるクラブフィロソフィーを胸に刻み、リスペクトをもった発信・行動を行っていただければと思います」
「再発防止のために、再度スタジアム内外における安全対策やセキュリティ体制の見直し、さらにファン・サポーターとのコミュニケーションを強化するなど、安全・安心なスタジアムづくりに努めてまいります。今一度、『観戦ルールとマナー』の順守をお願い申し上げます」
そして、横浜FMは別件についても発表。横浜FC戦の試合中、アウェイゴール裏観客席において横浜FMを応援する観客2名が、横浜FMのチームに向けて中指を立てる行為を行ったとのこと。
この侮辱的行為が観戦ルール違反であることから、この2名に無期限入場禁止処分を下したことを発表し、以下のように声明を発表した。
「横浜F・マリノスでは、侮辱的行為(中指を立てる行為)を行った観客2名に無期限入場禁止の処分を通告いたしました」
「今後、同様の行為が起こらないように、観戦ルールの周知・徹底やセキュリティ体制の再検証を行い、安全・安心なスタジアム運営に努めてまいります。スタジアムにご来場される皆さまには、『観戦ルールとマナー』を今一度ご確認いただき、観戦時にはルールの順守をお願いいたします」