FIFAクラブワールドカップ2025・準々決勝が行われ、バイエルンはPSGと対戦した。試合は序盤からアップテンポな展開となったものの、スコアレスでハーフタイムに突入。すると、78分にデジレ・ドゥエの得点でPSGが先制し、バイエルンはリードを奪われてしまう。その後、PSGはウィリアム・パチョとリュカ・エルナンデスが退場となったが、90+6分にウスマン・デンベレが追加点をマーク。2-0で勝利したPSGが準決勝進出を決めた一方、敗れたバイエルンはクラブワールドカップ敗退となった。
今大会から姿を消すことになったバイエルンだったが、この試合ではヨシプ・スタニシッチとムシアラが負傷による交代を余儀なくされた。特にGKジャンルイジ・ドンナルンマと激しく交錯したムシアラは、自力で立ち上がることができず、ストレッチャーに乗せられてピッチを後に。GKドンナルンマなども倒れ込むムシアラを見つめながら、ショックのあまり両手で頭を抱える様子を見せていた。
そんななか『スカイ』は、ムシアラのケガが重症である可能性を指摘。同選手がすぐさま病院へ搬送されたと報じつつ、腓骨骨折の疑いがあると説明した。なお、ムシアラはクラブワールドカップ終了後、レロイ・サネの移籍の伴いバイエルンの10番を引き継ぐことが発表済み。“ドイツの盟主”を牽引する次世代エースの容態に注目が集まっている。
【動画】ムシアラの負傷に気がついたドンナルンマが涙…