イタリア代表MFジョルジーニョ(現:フラメンゴ)、ガーナ代表MFトーマス・パルティの退団により中盤の補強が今夏の優先課題となっていたアーセナルが、プレミアリーグでの経験豊富な実力者の獲得に成功した。
アーセナルは今夏の移籍市場でスペイン代表GKケパ・アリサバラガと同MFマルティン・スビメンディを獲得。新天地で「16番」を背負うノアゴールは今夏3人目の新戦力となった。
現在31歳のノアゴールはハンブルガーSVやブレンビー、フィオレンティーナを経て2019年夏にブレントフォードへ完全移籍加入。すぐさまトーマス・フランク監督(現:トッテナム)率いるチームの主軸に定着すると、6年間で公式戦通算196試合出場13ゴール18アシストという成績を残し、2023-24シーズンからはキャプテンも務めた。また、デンマーク代表ではここまで国際Aマッチ通算35試合に出場し1ゴール1アシストをマークしている。
ノアゴールのアーセナル加入決定に際し、クラブを率いるミケル・アルテタ監督は次のように期待を語った。
「クリスティアン(・ノアゴール)をアーセナルに迎えることができて本当に嬉しい。彼はプレミアリーグで豊富な経験を持つ国際的な選手だ。確かなリーダーシップと強いキャラクターを持っており、我々のチームにとって大きな財産になるだろう」
「彼は優れた戦術理解力と多才さを備えた強力なミッドフィールダーだ。フィジカルと知性も持ち合わせており、チームに厚みとバランスを加えてくれるはずだ。