国際サッカー連盟(FIFA)は8日、『FIFAクラブワールドカップ2025』準々決勝のバイエルン戦でレッドカードによる退場処分を受けたパリ・サンジェルマン(PSG)のDFウィリアム・パチョとDFリュカ・エルナンデスに2試合の出場停止処分を科したことを発表した。

 PSGは9日に行われる準決勝のレアル・マドリード戦に勝利し、決勝進出を決めたとしても、両選手を決勝戦で起用することはできない。
一方、同じく準々決勝のドルトムント戦で退場処分を受けたレアル・マドリードのDFディーン・ハウセンは1試合の出場停止処分となり、勝ち上がった場合は決勝戦でのプレーが可能となっている。

 いずれの処分も懲戒規定の第14条第1項に則ったもので、GKとの一対一を手をかけて阻んだハウセンには「相手チームの得点機会を阻止した」ことに対する処分により1試合の出場停止。相手の足に足裏が入ってしまったパチョと、肘打ちを見舞う格好となったエルナンデスは「危険で深刻な反則行為」のため、規定で定められている中で最少の「2試合の出場停止」となった。

 なお、PSGとレアル・マドリードによる準決勝は、9日28時(10日4時)にキックオフを迎える。
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