クリスタル・パレスは11日、アヤックスからクロアチア代表DFボルナ・ソサが完全移籍加入することを発表した。契約期間は2028年6月30日までの3年間となっている。


 現在27歳のソサは左サイドバック(SB)を主戦場とするプレーヤーで、母国の名門ディナモ・ザグレブの下部組織出身。2014-15シーズンにトップチームデビューを飾ると、2018年夏に加入したシュトゥットガルトでは5年間で公式戦通算115試合出場5ゴール35アシストという成績を残し、2023年夏にアヤックスへ活躍の場を移した。そして、昨シーズンはレンタル先のトリノで公式戦20試合に出場した。

 また、2021年9月にデビューしたクロアチア代表ではここまで国際Aマッチ通算26試合に出場し2ゴール4アシストをマーク。FIFAワールドカップカタール2022や昨年夏のEURO2024にも出場している。

 自身初のプレミアリーグ挑戦を前に、ソサはクリスタル・パレスのクラブ公式サイトを通じて「クリスタル・パレスに加入することができて興奮している。このクラブについて良い話をたくさん聞いているし、選手、スタッフ、ファンのみんなに会えるのが待ちきれない。ここに来ることができて本当に嬉しいよ」と喜びを語っている。

 日本代表MF鎌田大地も所属するクリスタル・パレスは、昨シーズンのプレミアリーグで13勝14分11敗・勝ち点「53」の12位に終わったものの、FAカップを制覇してヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得。今夏にはアルゼンチン代表GKワルテル・ベニテスを獲得しており、ソサは2人目の新戦力となった。


【動画】クリスタル・パレスがクロアチア代表DFソサを獲得!


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