期限付き移籍期間は2026年1月31日までで、当該期間中に行われる柏との公式戦には出場することができない。
1999年3月6日生まれで現在26歳の島村は中盤の攻撃的ポジションを主戦場とするプレーヤー。京都サンガF.C.の下部組織出身で2018年にレンタル先のFC岐阜でプロデビューを飾ると、その後はセレッソ大阪、FC今治、ロアッソ熊本などでもプレー。昨年1月に加入した柏ではここまで公式戦通算38試合に出場し3ゴール7アシストをマークしている。
島村は新天地となる新潟のクラブ公式サイトで「柏レイソルから加入することになりました、島村拓弥です。自分の力を全部出して、アルビレックス新潟がより上にいくために頑張ります! よろしくお願いします」とコメント。また、シーズン途中での移籍に際し、柏に向けては次のようなコメントを発表している。
「この半年間、チームの調子がいい中で、チームの力になれずに申し訳ない気持ちです。ですが、この経験を糧にして、次のチームでは試合に出て活躍し、選手としての価値を示したいと思います。頑張ってきます」
新潟はここまで23試合を消化した2025明治安田J1リーグでここまで4勝7分12敗・勝ち点「19」の19位に低迷し、残留争いに巻き込まれている。今夏には稲村隼翔(セルティック)や宮本英治(ファジアーノ岡山)、小見洋太(柏レイソル)、太田修介(湘南ベルマーレ)、秋山裕紀(海外移籍に向けてチーム離脱)ら主力の流出が続き、補強が急務となっていた。