日本代表は15日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会・第3節で韓国代表を1-0で破り、3戦全勝で“完全優勝”を達成。試合後、FWジャーメイン良(サンフレッチェ広島)がフラッシュインタビューに登場した。


 初戦のホンコン・チャイナ代表戦(○6-1)で、デビュー戦ながら4ゴールを挙げる離れ技をやってのけたジャーメインは、第2節の中国代表戦(○2-0)も途中出場で後半の45分間プレー。同試合から中2日で迎える韓国代表戦は、満を持して先発に名を連ねると、序盤の8分に大仕事を果たす。左サイドでボールを持ったMF相馬勇紀(FC町田ゼルビア)が、中央へ持ち出してから右足でクロスボールを送ると、ボックス内へ入り込んだジャーメインがダイレクトで左足を振り抜き、ボレーシュートを突き刺す。最終的にはこのゴールが決勝弾となり、日本代表は韓国代表を1-0で撃破。史上初のE-1選手権3連勝、そして大会2連覇を成し遂げた。

 試合後、ジャーメインは自らのゴールシーンについて、「初戦でも勇紀から自分のラインはチャンスになるイメージがあったので、良いところに入って行けたかなと思います」とコメント。試合全体を振り返って、「アウェイですし、後半は相当苦しい時間が長かったですけど、チームとしてしっかり守れたことは良かった」と胸を張った。

 初の代表活動にして、目に見える数字を刻み、大会最優秀選手賞(MVP)と得点王をダブル受賞したジャーメイン。「毎試合毎試合結果を出すことに必死でしたけど、周りの質の高い選手たちに助けられて、良い結果を残すことができました」と語ると、最後はファン・サポーターに向けてメッセージも残した。

「自分のところにも、SNSを通じてたくさんの応援メッセージが多かったです。そういった方々の期待に応えられて良かったですし、日韓戦ということで、日本中が応援してくれていたと思うので、勝てて良かったです。応援ありがとうございました!」


【ゴール動画】ジャーメインの今大会5点目で日本が韓国撃破



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