ナポリは17日、PSVに所属するオランダ代表FWノア・ラングを完全移籍で獲得した。

 現在26歳のラングは、アヤックスの下部組織出身で、2019年4月にトップチームデビューを果たした。
その後、2019-20シーズンの後半戦はトゥウェンテへレンタル移籍。2020-21シーズンからはベルギーのクラブ・ブルッヘへ期限付きで加入し、2020年10月に完全移籍へ移行した。2023年夏にはエールディヴィジに復帰し、PSVに加入。初年度は負傷に苦しんだものの、2024-25シーズンは公式戦44試合で14ゴール12アシストを記録し、左ウイングとしてチームの攻撃を牽引。エールディヴィジ制覇に大きく貢献した。

 そんなラングに対して今夏の移籍市場で、ウイングの補強を画策するナポリが関心。先月下旬には、個人合意報道も出されていたが、17日に移籍が正式に決定した。

 イタリアメディア『フットボール・イタリア』によると、2030年6月までの5年契約を締結した模様。移籍金は2500万ユーロ(約43億円)に300万ユーロ(約5億円)のボーナスが加わるようで、PSVは将来的な売却時に移籍金の10パーセントを受け取るセルオン条項も契約に盛り込んだと報じられている。
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