第23節終了時点で勝ち点「30」を獲得し、11位につける岡山。
試合は30分に神戸が先制点を挙げる。右サイドで細かいパスをつなぐと、酒井高徳がカットインから左足でシュート。ゴール左隅に放たれたシュートは岡山のGKスベンド・ブローダーセンが阻んだものの、こぼれ球にFWエリキがいち早く反応。冷静にゴールに流し込み、リードを奪う。
神戸の1点リードで後半に入り、神戸ペースで試合が進むなか、神戸が追加点を奪う。64分、宮代大聖が佐々木大樹にパスを差し込むと、佐々木が
宮代に落とす。宮代はペナルティエリアの外から右足を振り抜くと、シュートはネットに吸い込まれ、スコアを2-0とする。
一方の岡山は、ウェリック・ポポや一美和成、ブラウン・ノア賢信など攻撃のカードを切り続けると、後半アディショナルに1点を返す。工藤孝太が左サイドを攻め上がり、クロスを送ると江坂任がヘディングシュートを合わせる。
最後まで神戸ゴールを目指した岡山だったが、試合はこのまま終了し、神戸が2-1で勝利。神戸は3連勝を達成し、柏レイソルが敗れたことで首位に浮上している。
次戦、岡山は8月10日にアウェイでガンバ大阪と対戦。神戸は8月6日に天皇杯4回戦の東洋大学との試合後、10日にFC町田ゼルビアと対戦する。
【スコア】
ファジアーノ岡山 1-2 ヴィッセル神戸
【得点者】
0-1 30分 エリキ(ヴィッセル神戸)
0-2 64分 宮代大聖(ヴィッセル神戸)
1-2 90分+5分 江坂任(ファジアーノ岡山)
【動画】リードを広げる宮代のミドルシュート