ウェストハムは20日、元イングランド代表DFカイル・ウォーカー・ピータースの加入を発表した。

 サイドバックを主戦場とするウォーカー・ピータースは現在28歳。
トッテナム・ホットスパーの下部組織で育ち、2017年8月にトップチームデビューを飾った。しかし、同クラブでは定位置を掴めず、2020年1月にサウサンプトンへ期限付き移籍で加入。同年夏から完全移籍した。

 サウサンプトンでは不動のレギュラーとして公式戦通算202試合に出場した。2024-25シーズンのプレミアリーグで同クラブが最下位に終わって降格すると、6月30日の契約満了に伴いサウサンプトンを退団した。

 オーレ・グンナー・スールシャール監督が率いるベシクタシュへの加入に近づいていたウォーカー・ピータースだが、ウェストハムからの関心を受けてトルコ移籍は土壇場で破談となった。そして、2028年夏までの3年契約をウェストハムと結び、背番号「2」が与えられた。

 イングランド代表で2キャップを記録しているウォーカー・ピータースはウェストハム加入に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「グレアム・ポッター監督の存在は、僕がこの決断をする上でとても大きかった。彼のコーチとしてのスタイルは以前から好きだったし、自分に合っていると思う。彼はクラブの家族的な雰囲気について話してくれた。僕はウェストハムに合うと思う。
ここで特別なことを成し遂げたいんだ。どのチームもトロフィーを獲りたいし、ウェストハムもその野心を持っている。グレアムと話したところ、彼は特別なものを作りたいと思っているようだし、僕もその一部になれたらいいなと思っている」


【公式動画】ウェストハムが“KWP”の加入を発表

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