アルビレックス新潟は25日、アルスヴェンスカン(スウェーデン1部リーグ)のハンマルビーからFWアブデルラフマン・ブーダ・サイディの移籍加入が内定したことを発表した。

 新潟での背番号は「65」に決定。
メディカルチェック終了後に正式加入となり、チームへの合流は7月26日の予定となっている。

 1999年8月13日生まれで現在25歳のアブデルラフマン・ブーダ・サイディは、2017年にノルビーでプロデビューを飾り、2022年夏からハンマルビーに在籍。左右のウイング(WG)やセンターフォワード(CF)など前線の複数ポジションをこなし、クラブ通算で公式戦69試合出場10ゴール6アシストという成績を残した。また、U-19スウェーデン代表に名を連ねた経験もある。

 新潟はプレーの特徴について「足元の技術が高く、前線のあらゆるポジションを担うことができるユーティリティプレイヤー。空中戦にも強く、トップスピードの速さも魅力」と説明。同クラブは今夏、ジュビロ磐田からMF植村洋斗、柏レイソルからMF島村拓弥、サンフレッチェ広島からMF小原基樹を期限付きで、セレッソ大阪からDF舩木翔、柏からMF白井永地を完全移籍で獲得するなど、大型補強を敢行している。

 アブデルラフマン・ブーダ・サイディは新潟のクラブ公式サイトを通じて「サポーターのみなさん、はじめまして。アブデルラフマン・ブーダ・サイディです。アルビレックス新潟というチームで戦えることをとても楽しみにしています。そして、J1残留のために全力を尽くします」とコメントしている。
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