ヴィッセル神戸は25日、バルセロナとの試合に開催に関して声明を発表した。

 神戸は30周年記念チャリティーマッチ『FRIENDLY MATCH』として7月27日に『ノエビアスタジアム神戸』でバルセロナとの対戦を予定していた。
しかし、バルセロナが「プロモーターによる重大な契約違反のため、来週日曜日に日本で予定されている試合への参加を中止せざるを得なくなった」と発表したことで急遽中止になったことが明らかに。試合開催が危ぶまれていた。

 そんな中、問題が解決し、バルセロナは25日(金)にスペインを出発。「2025年のアジアツアー開始に向け、トップチームメンバーが日本へ向かうことを発表する。これは、FCバルセロナが2日前にヴィッセル神戸戦を中止した原因となった問題を解決したことを受けての発表となる」とし、問題が解決され、予定通り27日に神戸と対戦することを発表していた。

 神戸もこの発表を受けて声明を発表。予定通り試合を開催することを発表し、契約上の問題を楽天グループが解決したことを明かしている。

「2025年7月27日(日)に予定しておりましたFCバルセロナ来日試合につきまして、関係各所との慎重な協議を重ねた結果、予定通り開催させていただく運びとなりましたことをお知らせいたします」

「本件につきましては、契約上の問題が発生したことから、楽天グループと協力の上、試合開催の実現に向けてFCバルセロナを含む関係各所との調整を行ってまいりました。本試合を楽しみにされているファンの皆さまには多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、改めて深くお詫び申し上げます」

「ご来場を予定されているお客様におかれましては、チケットやご案内事項を今一度ご確認の上、当日はお気をつけてご来場くださいますようお願いいたします」

 一方で、26日(土)にノエビアスタジアム神戸で開催予定だった前日公開練習に関しては非公開練習に変更されることに。神戸はファンに謝罪している。

「2025年7月26日(土)にノエビアスタジアム神戸にて実施を予定しておりましたFCバルセロナ前日公開練習につきまして、関係各所との調整の結果、公開練習から非公開練習へと変更となりました。つきましては、誠に残念ではございますが、前日公開練習を中止とさせていただきます」

「公開練習を楽しみにお待ちいただいていた多くの皆さまには、直前のご案内となりましたこと、また、ご期待に沿えず大変ご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。
前日公開練習のチケットの払い戻し等につきましては、詳細が確定次第、改めてご案内いたしますので、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」

 なお、試合に関しては『DAZN』と『ABEMA』で配信されることが決定している。試合は27日(日)の19時にキックオフを迎える。
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