ナポリはトリノに所属するセルビア代表GKヴァニャ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチの獲得で合意に達したようだ。25日、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。


 2024-25シーズン、アントニオ・コンテ監督の下で2シーズンぶりにセリエA王者へと返り咲いたナポリは、今夏の移籍市場で積極的な補強を敢行。マンチェスター・シティからベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネをフリートランスファーで獲得したほか、イタリア代表FWロレンツォ・ルッカやオランダ代表FWノア・ラング、オランダ人DFサム・ベウケマらを迎え入れている。

 そして現在は、GKの強化に着手しており、移籍市場序盤から関心を寄せていたミリンコヴィッチ・サヴィッチの獲得が迫っている模様。ロマーノ氏は、「セルビア代表GKがナポリ加入で口頭合意した」と報じるとともに、「移籍金2100万ユーロ(約36億円)を4年間の分割払いになる」と伝えている。

 また、ナポリは6月27日に正守護神のイタリア代表GKアレックス・メレトと2027年6月までの新契約を締結しており、ハイレベルなスタメン争いが繰り広げられることが予想される。

 現在28歳のミリンコヴィッチ・サヴィッチは、2017年2月にトリノに観戦移籍。加入当初、レンタル移籍を経験すると、2020年夏にチームに復帰し、2022-23シーズンからは正守護神としてトリノの守備陣を支えている。
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