ブラガの発表によると、バルセロナに移籍金1200万ユーロ(約21億円)を支払ってパウ・ビクトルの保有権を100パーセント取得。
2001年11月生まれのパウ・ビクトルは、ジローナの下部組織出身で、2020年7月に同クラブのトップチームデビューを飾った。2023年夏にジローナからバルセロナ・アトレティク(Bチーム)に完全移籍すると、2023-24シーズンはスペイン3部リーグで35試合に出場し、18ゴールを挙げる活躍を見せた。
2024年夏のプレシーズンマッチではバルセロナのトップチームに帯同し、マンチェスター・シティ戦で1ゴール、レアル・マドリード戦で2ゴールの活躍を披露。ラ・リーガ開幕節バレンシア戦で公式戦デビューを飾り、2029年夏までのトップチーム契約を結んだ。
しかし、世界屈指の攻撃陣の中では途中出場がメインに。2024-25シーズンは公式戦29試合に出場して2ゴールを挙げたが、先発はわずか2試合にとどまった。
パウ・ビクトルは移籍決定に際し、ブラガのクラブ公式サイトを通じて次のように意気込みを示した。
「とても誇りに思うし、僕のキャリアにとってとても重要なステップだ。成長しているクラブに来たし、目標も野心的で、僕が成長するには理想的な場所だ。
「ブラガがスペイン代表招集という僕の夢を助けてくれると確信している。例えば、ここにいたアベル・ルイスは招集された。とても意識している目標だよ」
「カルロス・ビセンス監督は、僕が長い間感じていなかった自信を与えてくれた。とても完璧主義者で、個々の場面を通じて選手を助けようとするコーチだ」
「素晴らしい年になると確信しているから、シーズンを通して応援してほしい。優勝したいと強く思っている」
【公式画像】ブラガがパウ・ビクトル加入を発表