ロヒブランコスの“新10番”が誕生した。
そんなバエナは、「アトレティコのようなクラブに所属できることを嬉しく思う。ここ数日はとても美しく、幸せな時間を過ごしている」と入団セレモニーで語り、「僕にとっての最優先事項は、スペインに残ることだった。あらゆる面でアトレティコに行きたい、と常に望んでいたんだ。ここにいるために、できる限り長く我慢し続けた」と移籍の背景を明かした。
また、「(ディエゴ・)シメオネとの会話? それは、僕たち2人だけの秘密にしておくね」と心の中にとどめたバエナは、「僕はタイトルを勝ち獲るためにここにきた。これは僕のキャリアにおける大きなステップだ。このクラブには、タイトルを勝ち獲るための素晴らしい監督と、非常に優れた選手たちがいる」とした上で、もう一度「アトレティコに来たのは、タイトルを獲得するためだ。きっと、1つ、2つ以上のタトゥーを入れることになる」と優勝した証をたくさん残す、と決意を口にした。
さらに、多くの熱狂的なサポーターについては、「チームにとっても、とても大きな存在だというのが分かる。
シメオネ政権下において、長年夢を見続け、かつては2度ほど片手をかけるにまで至ったビッグイヤー。14年目の正直となる新シーズン、チャンピオンズリーグ初優勝という悲願のカギを握るのは、“新10番”アレックス・バエナとなるだろう。
【公式発表】背番号が『10』に決定したバエナ