昨シーズンのプレミアリーグ覇者を本拠地『日産スタジアム』に迎えた横浜FMはスコアレスで前半を終えると、55分に加藤蓮の絶妙なスルーパスに抜け出した植中朝日が先制点をマーク。
世界屈指の名門リヴァプール相手にゴールを奪った植中は「世界で一番好きなチームなので、何とか点を取ってやろうという気持ちで臨みました」と明かしつつ、得点直後の感情については「これまでにないような感情だったので何とも言えないです」とコメント。その上で「全員がスターなので、(対戦を楽しみにしていた選手を)誰か一人を挙げることはできないですけど、一つ一つのプレーを楽しみながらできました」と憧れのチームとの対戦を振り返った。
ここまで24試合を消化した2025明治安田J1リーグでは勝ち点「21」の18位に低迷し、残留争いに巻き込まれている横浜FM。中断期間を経て、いよいよ今週末からはリーグ戦が再開する。植中は「手応えは何もないです。すべてのレベルが2段階も3段階も上回られていたので、日常を変えていかなければならないと思いました」と言及し、「自分たちには後がなく、こういった試合も無駄にすることができないので、色々な意味で大切なゲームになったと思います」と言葉を続けた。
【ゴール動画】植中朝日がリヴァプール相手に先制弾!