試合はスコアレスで折り返した後半に動く。DF加藤蓮からのスルーパスで背後を取ったFW植中朝日が左足で流し込み、横浜FMが先制に成功。しかしながら、リヴァプールは62分、高い位置でのボール奪取から一気にカウンターへ転じ、最後はヴィルツが右足で仕留める。直後の68分には、DFジェレミー・フリンポンからのクロスボールをFWトレイ・ニョニが押し込んで逆転すると、終盤の87分には16歳のFWリオ・ングモハが見事なドリブルから右足でグラウンダーの一撃を撃ち抜き、3-1でタイムアップを迎えた。
試合後には、ヴィルツがフラッシュインタビューに登場。今夏、レヴァークーゼンからの完全移籍加入後、初の得点となったことを受けて、「初ゴールを決めることができて嬉しく思っています。これからも、たくさんのゴールを決めていければ」とコメント。「今日は勝利できて非常に嬉しく思っていますし、スタジアムの雰囲気も最高でした」と話すと、現時点でのチームへのフィット具合も次のような言葉で明かした。
「良い準備ができていますし、全員のフィットネスも良いと思います。今日も予想していたよりも走ることができました」
試合会場の『日産スタジアム』にはJリーグ主催試合における歴代最多記録となる67,032名が来場。駆け付けたファン・サポーターに向けて「最高の雰囲気でした。たくさんの応援ありがとうございました。
【ゴール動画】横浜FMが華麗な先制弾も、リヴァプールが3発逆転