スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也が、古巣対戦となった柏レイソル戦を振り返った。

 30日、スタッド・ランス ジャパンツアー2025の第2戦で柏のホーム『三協フロンテア柏スタジアム』で対戦したスタッド・ランス。
伊東はモンテディオ山形戦に続いてベンチスタートとなると、0ー1のビハインドで迎えた後半頭から関根大輝とともにピッチに立ち、古巣対戦が実現した。

 試合は1ー2で柏が勝利し、スタッド・ランスは連敗。45分の出場となった伊東は、ヘディングシュートやクロスで何度かチャンスに絡んだが、結果を残すことはできなかった。

 試合後にメディア取材に応じた伊東は、「練習もしていないので、体力的というよりも足が痛かったです」とコメント。2024ー25シーズンの昇降格プレーオフで痛めた左足がまだ癒えていないと明かし、「最初はちょっとやってみたんですが、無理だったので休んだら、休んでも治らなかったのでやろうと」と、コンディションを上げながら治療していくことを選んだとした。

 チームはリーグ・ドゥ(フランス2部)に降格してしまった中、去就も気になる伊東。「やるとなったら、やるしかないかな」と語りながらも、「色々なものを加味してどうするかを決めたいです」と1部リーグでのプレーも考えていることを示唆した。

 久しぶりにかつての本拠地でプレーした伊東。「久しぶりで気持ちよくプレーしたかったんですけど、あまり気持ちよくプレーできませんでした」と振り返り、「雰囲気も感じられましたし、自分が知っている歌もあったので口ずさんでしまいました」と、パフォーマンスには納得いかなかったものの、かつての雰囲気は楽しめたようだ。

 ジャパンツアーで残すはガンバ大阪戦。山形戦で15分、そして柏戦で45分とプレー時間を伸ばしている。「徐々にという感じだと思います」と語る伊東だが、足の状態が心配されるばかりだ。



【動画】伊東純也がヘディングでゴールを狙う!
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