現在25歳のヴラホヴィッチは、母国セルビアのパルチザンでプロキャリアをスタート。16歳でクラブ史上最年少ゴールを挙げるなど頭角を現し、2018年1月からフィオレンティーナに正式加入した。翌シーズンからは定位置を掴み、2021-22シーズンには半年間で公式戦24試合出場20ゴール2アシストを記録。2022年1月からは完全移籍したユヴェントスでプレーしており、在籍3年半で公式戦145試合出場58ゴール14アシストをマークしている。
ユヴェントスとの現行契約が2026年6月で満了を迎えるヴラホヴィッチ。一部メディアは同クラブとの契約延長交渉が難航中と報じており、移籍金が発生する今夏での売却も噂されている。
そうしたなか『フットボール・イタリア』は、ユヴェントスとミランがヴラホヴィッチの移籍に関して直接交渉を行なったと報道。選手本人もミランへの加入を希望しており、移籍金1500万ユーロ(約26億円)とボーナスという条件で合意に達する可能性があると主張した。
なお、両クラブ間の初接触は6月7日と指摘。次に7月23日に間接的な話し合いが行われ、そして現在はより具体的な形で交渉が進展しているという。また、現時点で他クラブからの正式オファーは確認されておらず、ヴラホヴィッチ自身がミランへの移籍を望んでいることから、交渉は順調に進んでいく見込みとなっている。