ザルツブルクは8月1日、シュトゥットガルトからDFチェイス・アンリが完全移籍加入することを発表した。契約期間は2030年6月30日までの5年間となっている

 2004年3月24日生まれで現在21歳のチェイス・アンリは、全国屈指のサッカー名門校として知られる尚志高校を経て、2022年夏にシュトゥットガルトに入団。
昨年夏にトップチームへ昇格すると、8月下旬のフライブルク戦で待望のブンデスリーガデビューを飾った。昨シーズンはブンデスリーガで12試合、チャンピンズリーグ(CL)で5試合に出場し、DFBポカールでは3試合出場1ゴールという成績を残した。

 チェイス・アンリの加入に際し、ザルツブルクでスポーツ部門の最高責任者を務めるルーヴェン・シュレーダー氏は次のようなコメントを発表した。

「チェイス・アンリは若くしてブンデスリーガとCLの両方ですでにポテンシャルを発揮しており、将来性豊かなセンターバック(CB)だ。現在は負傷からの回復中であるため、シーズン前半戦までには完全に回復しない見込みだ。激しい競争があるにも関わらず、彼がザルツブルクへの加入を決意してくれたことをとても嬉しく思う。複数の言語を話せるので、チームへの適応はよりスムーズになるだろう」

 また、チェイス・アンリもザルツブルクのクラブ公式サイトを通じて「ザルツブルクでの僕の目標はシンプルで、日々成長し、クラブのタイトル獲得に貢献することです。目標達成と成功のために決して諦めることなく全力を尽くします。選手としてだけでなく、人としても成長していきたいと思います」と語っている。

 ザルツブルクにはかつて宮本恒靖氏や三都主アレサンドロ氏、南野拓実(現:モナコ)、奥川雅也(京都サンガF.C.)が所属し、現在は川村拓夢と北野颯太がプレーしている。


【動画】チェイス・アンリがザルツブルクへ完全移籍!


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