スタッド・ランスに所属する日本代表MF伊東純也。現在ジャパンツアー中のチームに帯同している中、古巣への復帰が近づいているようだ。
ベルギーメディア『HLN』や『Voetbal Nieuws』が伝えている。

 2019年1月に柏レイソルからヘンクへと移籍し、ヨーロッパでのキャリアをスタートさせた伊東。2022年7月にスタッド・ランスへと完全移籍し、リーグ・アンで3シーズンを過ごしたが、チームは2024ー25シーズンのリーグ戦で大きく苦しみ、リーグ・ドゥへ降格が決定していた。

 先日はスタッド・ランスジャパンツアー2025で古巣・柏との試合にも出場した伊東。2日にはガンバ大阪とのジャパンツアー最後の試合が控えている中、移籍の話が浮上した。

 報道によると、伊東の移籍先に浮上しているのは古巣のヘンク。ウインガーとストライカーを欲しているチームは、伊東に目をつけ、熱心に獲得に向けて動いているとのこと。すでに伊東との個人合意に至っているとされ、3年契約を結ぶ可能性があるとのこと。一方で、スタッド・ランスとの契約は1年間残っており、クラブ間合意に向けて動いているとされている。

 移籍金は300万ユーロ(約5億円)程度になる見込みとのこと。ヘンクからスタッド・ランスへは1000万ユーロ(約16億円)で移籍していた。

 伊東は柏戦後のメディア対応で移籍についても言及しており、2部でのプレーについては「どうですかね…やるとなったら、やるしかないかなと」とコメント。
一方で1部でのプレー希望については「まぁそうですね」と語り、「色々なものを加味してどうするかを決めたいです」と移籍の可能性も含ませていた。

 海外初挑戦となったヘンクでは公式戦144試合に出場し29ゴール49アシストを記録。加入した2018ー19シーズンはジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の優勝に貢献すると、2020ー2021シーズンはカップ戦も優勝しており、ファンからの絶大な人気を誇っていた。


【動画】伊東純也がヘディングでゴールを狙う!
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