ウェストハムは8月1日、女子日本代表(なでしこジャパン)DF遠藤優の加入を発表した。契約期間は2027年6月30日までの2年間で、背番号は「2」に決定している。


 遠藤は1997年10月29日生まれの現在27歳。三菱重工浦和レッズレディースの下部組織出身で、2016年10月になでしこリーグでの初出場を飾った。主力選手としてWEリーグ連覇や皇后杯、WEリーグカップ、AFC女子クラブ選手権優勝に貢献し、2022-23シーズンからは3年連続でWEリーグ優秀選手賞を受賞。直近2シーズンはベストイレブンに輝き、なでしこジャパンではここまで国際Aマッチ通算2試合に出場している。

 6月27日付で海外クラブ移籍に向けた準備と手続きのために浦和を離脱することが発表されていた遠藤だが、新天地はウィメンズ・スーパーリーグのウェストハムに決定。現在のチームには植木理子が所属しており、遠藤はクラブ通算5人目の日本人選手となった。

 ウェストハム加入に際し、遠藤はクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「ウェストハムに加入できて本当に嬉しいです。浦和で長い時間を過ごし、多くの成功を収めてきました。勝利は個人のメンタリティーから生まれると考えていて、その勝利への姿勢をウェストハムに持ち込み、チームに貢献したいと思っています。私の強みは後方からの攻撃のサポートとマンツーマンでの守備です。日々のケアに気を配り、トレーニングでもハードワークし、常にチームのために準備を整えておきたいと思います」

「ここ数年、ウィメンズ・スーパーリーグで日本人選手が活躍しているのを見て、嬉しく思っていました。
そして今、私も日本を代表してイングランドでプレーしたいと思っています。この有名なバッジを背負ってきた日本人選手の輝かしい歴史を知っていますし、その仲間に入ることができて光栄です。このクラブでベストを尽くし、自分自身に挑戦することがとても楽しみです」


【動画】ウェストハムが遠藤優の加入を発表!


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