シャビ・アロンソ監督をレヴァークーゼンを迎え入れ、新シーズンへと挑むレアル・マドリード。今夏開催されたFIFAクラブワールドカップ2025では、準決勝でパリ・サンジェルマンに敗れ、タイトル獲得とはならなかった。しかし、下部組織出身のゴンサロが台頭し、6試合で4ゴール1アシストを記録など、明るい発見もあった。
2025-26シーズンの開幕向けて、補強もしくは人員整理をする必要のある各チームだが、レアル・マドリードにおいては前線の陣容に頭を悩ませているようだ。『アス』によると問題となるのは、エンドリッキとゴンサロが争うフランス代表FWキリアン・エンバぺの控えのポジションとのこと。
現在19歳のエンドリッキと21歳のゴンサロは、どちらも将来を嘱望される若手選手。今後も成長していくためには出場機会が必要となる。そのためレアル・マドリードは、どちらかを手放す方針のようだが、いずれの選手も残留を希望しているという。
エンドリッキに関しては、レンタル移籍すら考えておらず、断固として残留を希望している模様。また、ゴンサロにはプレミアリーグのクラブが関心を示しているようだが、同選手も最優先事項は残留だとして契約延長を目指すようだ。
また、長年クラブを支えたルカ・モドリッチが今夏退団し、“10番”をエンバぺが継承。エンバぺが付けていた背番号「9」が現状、空き番となっており、エンドリッキが背負うのかゴンサロが付けるのか、もしくは別の選手が着用するのかにも注目が集まっている。

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