2016年にベティスの下部組織からバルセロナのカンテラに加わったF・ロペスは、2023年8月にトップチームデビュー。ここまで公式戦通算88試合の出場で19ゴール11アシストを記録し、日に日に存在感を増している。また、代表でも次世代の中心を担うことが期待されており、パリオリンピック2024では6試合6ゴールの大活躍で母国を金メダルに導いた。
22歳の攻撃的MFに対してはチェルシーやアーセナル、サウジアラビアからも関心が寄せられていたようだが、これまでに具体的なオファーはなかった模様。しかし、現在マンチェスター・ユナイテッドがF・ロペスの獲得に強い興味を示しており、7000万ユーロ(約119億円)の移籍金を提示することもいとわないと『スポルト』は伝えている。
バルセロナに愛着を示すF・ロペス自身が移籍に乗り気かは定かではない。マンチェスター・ユナイテッドは大幅な年俸アップで同選手の説得を目指したいという。
一方、バルセロナは金額次第でオファーを容認か。クラブ史上最大規模での売却が見込めるF・ロペスは、財政難に伴う“ブラウグラナ”の問題を一挙に解決する可能性があり、「すべての契約更新、加入、そしてさらなる補強も夢ではなくなる」と『スポルト』紙は指摘している。
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