ウルヴァーハンプトンは2日、AZからノルウェー代表DFデイヴィッド・モラー・ウルフが加入したことを発表した。

 発表によると、ウルヴァーハンプトンはウルフと2030年6月30日までとなる5年契約を締結。
移籍金は明らかになっていないが、イギリスメディア『BBC』によると、1000万ポンド(約20億円)ほどになったという。

 現在23歳のウルフは身長187センチメートルの左利きの左サイドバック。母国ノルウェーのブランの下部組織出身で、2021年5月にトップチームデビューを果たした。2023年7月にAZに完全移籍となり、2シーズンで公式戦92試合に出場し、4ゴール10アシストを記録。また、2023年11月にはノルウェー代表デビューも果たし、通算12試合に出場している。

 なお、ウルヴァーハンプトンでは主力の左サイドバックとして活躍していたアルジェリア代表DFラヤン・アイト・ヌーリが今夏の移籍市場でマンチェスター・シティに移籍していたことから、ウルフは同選手の代役として活躍が期待されている。

 移籍が決定したウルフはウルヴァーハンプトンのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「最高の気分だ。ウルヴァーハンプトンの一員になれて本当に嬉しく、誇りに思う。(スポーティング・ディレクターの)ドメニコ(・テッティ)や監督と話した瞬間から、本当に必要とされていると感じた」

「プレミアリーグは言うまでもなく、ノルウェーでも非常に大きなリーグだ。最も多くの観客が観戦するリーグでもある。だから、プレミアリーグのクラブ、そしてウルヴァーハンプトンが加入を打診してきた時、僕は心から加入することを希望した。
ウルヴァーハンプトンのファンの前でプレーするのが本当に楽しみで、彼らの姿を見るのが待ちきれないよ」
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