現在24歳の木村は東京ヴェルディジュニア、ヴィッセル神戸U-12、同U-15に所属した経歴を持ち、大阪桐蔭高校、関西学院大学を経て、2023年に京都サンガF.C.に加入した。同年8月からはツエーゲン金沢への育成型期限付き移籍を経験し、2024年に東京Vに期限付き移籍で加入後、今シーズンから完全移籍となった。
2025シーズンはここまで2025明治安田J1リーグで20試合出場2得点、2025JリーグYBCルヴァンカップで5試合出場2得点を記録していた。
完全移籍が決定した木村は東京Vのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「このたび、名古屋グランパスに完全移籍することを決めました。まずは、今年から完全移籍で加入し、伝統あるクラブの10番を背負ったのにも関わらずシーズンの途中でチームを離脱することになってしまい本当に申し訳ありません。この決断をするにあたって、悩みに悩んで考え抜いた上で決めました」
「ヴェルディというクラブがだいすきで、なんと言ってもチームメイトがだいすきでした。プロ1年目、上手く行かずどん底にいた自分を救い出してくれ、新たな世界を見せてくれたのはヴェルディであり、江尻さん、城福さん、(森下)仁志さんをはじめとするスタッフ陣には感謝してもしきれません」
「この決断に対してさまざまな声があることは承知しています。その決断を正解に変えられるように死ぬ気で名古屋の地で踏ん張って戦ってきます。味スタで聞くチャント、多くの人が着てくれていた10番のユニフォーム、声をかけてくれたファン・サポーターの皆さんの声がいつも背中を押してくれました。1年半いい時も悪い時も支えてくれたチームメイト、スタッフ、ファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました!」
そして、加入する名古屋のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。
「東京ヴェルディから完全移籍しました木村勇大です。歴史あるこのチームの一員になれること大変誇りに思います。シーズンの途中でヴェルディを抜け、相当な覚悟と決意を持ってこのチームに来ました。この選択を正解にし、グランパスの勝利に貢献できるよう持てる力の全てを注ぎます。グランパスファミリーの皆さんよろしくお願いします!」