日本サッカー協会(JFA)は4日、なでしこジャパン(日本女子代表)が11月のMS&ADカップ2025でカナダ女子代表と対戦することを発表した。

 試合は11月29日(土)に長崎スタジアムシティ(ピーススタジアム)にて開催され、キックオフ時間やテレビ放送などについては調整中となっている。
なお、長崎スタジアムシティ(ピーススタジアム)での日本代表戦は、男女各カテゴリーの日本代表を含めて初開催となる。

 また、12月2日(火)にはトランスコスモススタジアム長崎でなでしこジャパンとカナダ女子代表のトレーニングマッチを一般公開されることも明らかになっている。

 カナダ女子代表のFIFAランキングは現在8位。現在同ランキングで7位のなでしこジャパンとはこれまで16試合戦っており、PK戦での勝敗は引き分け扱いとし、8勝4分け4敗(26得点20失点)となっている。最後に対戦したのは2023年2月22日の2023 SheBelieves Cupで3-0で勝利していた。

 カナダ女子代表との対戦が決定したことを受け、なでしこジャパンを率いるニルス・ニールセン監督は以下のようにコメントを発表している。

「MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社の多大なるご支援のもと、MS&ADカップ2025において世界トップ10の一つで、前々回のオリンピック王者のカナダ女子代表と対戦できることを大変楽しみにしています。11月の代表活動は、来年3月のAFC女子アジアカップオーストラリア2026に向けた最後の活動となり、非常に重要な位置づけです」

「アジアカップの成績はFIFA 女子ワールドカップブラジル2027の出場権に直結します。アジアカップ前の最終テストとして、強いフィジカルと戦術を合わせ持つカナダとの対戦は私たちにとって理想的な機会です。アジアカップ以降も見据え、カナダのような強豪との対戦を通じてチーム力を更に高め、ワールドカップへ向けても準備を整えていきます。また、長崎スタジアムシティ(ピーススタジアム)で初めての日本代表戦開催になると伺っています。長崎の皆さんをはじめ、多くの方々にスタジアムへ足を運んでいただき、なでしこジャパンへ熱いご声援をいただけることを願っています」
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