ミランに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチがイタリアに到着し、記者会見で意気込みを語った。4日、イタリアメディア『スカイ』がコメントを伝えている。


 今夏に契約満了でレアル・マドリードを退団した現在39歳のモドリッチ。在籍した13年間で合計28個のタイトルを獲得したクラブを去り、新シーズンはイタリアの名門ミランでプレーする。

 イタリアに到着し、記者会見に出席したモドリッチは「ミランは世界最高のクラブの1つとして知られている。平凡なシーズンを送ったり、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得だけで満足するわけにはいかない。これが僕のミランに対するビジョンだ。僕はとても競争心が高いから、この熱意をチームにもたらすことができればと思っている。最低限の目標はCL出場権の確保だけど、ミランはタイトル獲得のために戦わなければいけない」と、ミランでの目標を力強く語った。

 また、「自分の経験を生かすことができると思う。ハードワークし、全力を尽くし、これまで他のクラブでやってきたことと同じことをやれるよう努力する」とコメント。「大きな期待が寄せられていることはわかっているし、準備はできている。この新たな挑戦を始めるのが待ち切れないし、みんなの期待に応えたいと思う」と、モドリッチは新天地での意気込みを口にした。

 そして、モドリッチは現在のミランについて「ポジティブな予感がする。
昨シーズンはミランにとって素晴らしいシーズンではなかったが、それは過去のことだ」と述べ、「チームに貢献できるのは素晴らしいことだが、どんな選手でも1人では何もできない。僕たちは、一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮できるチームを作り上げなければいけない」と締めくくった。

 この記者会見後、モドリッチは5日にメディカルチェックを受け、チームに合流する予定となっている。


【動画】遂にイタリア到着…ミランのファンがモドリッチを歓迎!


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