ラ・リーガのレアル・マドリードが、スペイン人FWゴンサロ・ガルシアとの新契約締結に迫っているようだ。5日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。


 現在21歳のゴンサロはレアル・マドリードの下部組織出身で、2023年11月にトップチームデビューを飾った。以降はBチームであるカスティージャで得点を量産し、ここまでラ・リーガでは通算5試合に出場してきた。今夏にアメリカで開催されたFIFAクラブワールドカップ2025では、6試合で4ゴール1アシストを記録。シャビ・アロンソ監督の期待に応える活躍を披露し、新体制の“白い巨人”で存在感を放っている。

 クラブワールドカップでは得点王に輝き、大舞台で自身の価値を証明したゴンサロ。今夏の移籍市場で去就に注目が集まっていた同選手だったが、『マルカ』によればレアル・マドリード残留が決定的になったという。一時は放出の可能性が報じられていたものの、現在は新契約の締結が目前である模様。『マルカ』は、「市場の動きがすべてを変える可能性はあるが、現時点で彼がトップチームのロッカールームに正式に加わるのは確実だ」と主張した。

 また、クラブワールドカップ前からゴンサロに関心を寄せていたヘタフェも、レアル・マドリードへの残留意向を受け入れた様子。なお、フランス代表FWキリアン・エンバペの背番号変更によって空いた9番についても、ゴンサロが引き継ぐ見込みと指摘している。
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