ロマーノ氏によると、マンチェスター・シティはロドリに対して2029年6月末までとなる新契約を準備しているとのこと。条件面の改善も盛り込まれており、新たな給与はノルウェー代表FWアーリング・ハーランドに次いでチーム内で2番目に高い金額になる可能性があるという。すでにマンチェスター・シティは新たな契約を提示する準備を整えており、決断はロドリ次第となっているようだ。
ロドリの現行契約は2027年6月末までとなっており、新たな契約が締結されれば2年間の延長が実現する形に。今夏の移籍市場で積極的に補強を敢行しているマンチェスター・シティだが、スカッドの中核を担う選手との契約延長交渉も進めており、1月にはハーランドとの契約期間を2034年6月末まで延長。また、ポルトガル代表DFルベン・ディアスとの契約延長で基本合意に達したとも報じられている。
現在29歳のロドリはビジャレアルとアトレティコ・マドリードを経て、2019年夏にマンチェスター・シティへ完全移籍で加入した。すぐさまアンカーの定位置を確保すると、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるチームの“心臓”としてチャンピオンズリーグ(CL)制覇やプレミアリーグ4連覇に大きく貢献。ここまで公式戦通算265試合出場26ゴール32アシストという成績を残しており、昨年にはバロンドールを受賞した。
なお、ロドリは昨年9月に右ひざ前十字じん帯断裂の大ケガを負い、2024-25シーズンの大半を欠場。開幕が迫る2025-26シーズンはケガからの完全復活とプレミアリーグ覇権奪還を期す1年間となる。