レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWエンドリッキは、インターナショナルウィーク明けの来月8日からトレーニングに復帰する見込みのようだ。6日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。


 現在19歳のエンドリッキは、2016年に9歳でパルメイラスの下部組織に入団。2022年5月にプロ契約を締結すると、7月にはトップチームデビューを果たした。以降は、クラブの最年少出場記録や最年少得点記録を更新し、2024夏からレアル・マドリードへと加入。迎えた今シーズンは途中出場が目立っているものの、限られたプレータイムで公式戦37試合出場7ゴールと結果を残している。

 5月18日に行われたラ・リーガ第37節のセビージャ戦でハムストリングを負傷し、今夏にアメリカで開催されたFIFAクラブワールドカップ2025を欠場したエンドリッキ。一時は復帰に向けたリハビリの最終段階に入っていたものの、アメリカでの最終トレーニング中に再び同じ箇所を負傷してしまい、新シーズンの開幕は欠場する見通しとなっていた。

 そうしたなか『マルカ』によると、レアル・マドリードはエンドリッキのトレーニング合流日を、インターナショナルウィーク明けの来月8日に設定した模様。順調に回復が進んだ場合、最初の負傷から約4カ月での復帰となる。また、同紙は注目が集まるエンドリッキの背番号についても触れており、新シーズンも「16番」の着用を続けていくと指摘。フランス代表FWキリアン・エンバペの背番号変更によって空いた「9番」の後任候補と噂されていたものの、選手本人は背番号の変更を望んでいないという。

 オフシーズン中に訪れた日本でもリハビリに励んでいたエンドリッキだが、今回は順調に回復を進めることができるか。
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