明治安田J2リーグのカターレ富山は7日、横浜FCからFW小川慶治朗を完全移籍で獲得したことを発表した。

 1992年7月14日生まれの小川は現在33歳で、ヴィッセル神戸の下部組織出身。
2種登録時代の2010年にはクラブ最年少出場記録を樹立し、以降は中心選手として神戸の攻撃陣を牽引した。その後は湘南ベルマーレへの期限付き移籍を挟みつつ、2021年1月に横浜FCへ完全移籍。在籍3年半の間にウェスタン・シドニー・ワンダラーズとFCソウルへの期限付き移籍を経験し、今シーズンはここまで明治安田J1リーグで10試合、天皇杯で3試合、YBCルヴァンカップで5試合に出場していた。

 小川が加入する富山は、リーグ戦24試合を消化時点でJ3降格圏の18位。J2復帰初年度は苦しい戦いを強いられており、今夏の移籍市場ではFW碓井聖生がアビスパ福岡へと完全移籍した。前線の新戦力獲得が急務となるなか、経験豊富な小川の加入は残留に向けて大きな補強となる。

 富山への加入が決まった小川は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「カターレ富山に関わる皆さん、はじめまして!横浜FCから移籍して来ました小川慶治朗です!育成年代から指導してもらっている安達監督のもと自分の力を全て出し切ってチームの勝利に貢献できるように頑張ります!頑張っていきましょう!応援をよろしくお願いします!!」
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