フランクフルト加入が決まった日本代表MF堂安律が、クラブ公式メディアのインタビューに応じた。

 1998年6月16日生まれの堂安は現在27歳。
ガンバ大阪でプロキャリアを始めると、フローニンゲンとPSV(ともにオランダ)、ビーレフェルトとフライブルク(ともにドイツ)と2カ国4クラブを渡り歩き、フランクフルトに加入することに。契約は2030年6月までの5年間で、背番号は長谷部誠氏も着用した『20』に決定。また、高原直泰氏や鎌田大地(現:クリスタル・パレス)らに続く、クラブ史上6人目の日本人選手となる。

 加入が発表された堂安は、クラブ公式のインタビューに登場。「最高です」と口にした日本代表の“10番”は、「すごくワクワクしてて、すごく嬉しいです」と告白。続けて「実は、数カ月前には、フランクフルトに行きたいという旨を代理人に伝えていました。クラブ間での交渉は時間を要しましたけど、もちろんお互いの立場も理解しているので」とした上で、「フランクフルトがどれだけ僕を必要としているのか、そして監督と話をできたことがとても大きかったです。それにクラブからの情熱も感じました」と決断の背景を明かした。

 また、新シーズンの目標については、「チームで何か特別なことを成し遂げたいですね。フランクフルトとサポーターたちにとって、昨シーズンはご褒美のような1年だったと思います。とくに、チャンピオンズリーグの出場権獲得は喜ばしいもののはずです」としつつ、「僕は、このチームをさらに成長させるためにここにきました。チームのために、得点やアシストを決められるように最善を尽くします。
それが僕の役割です」と意気込みを語っている。
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