トッテナム・ホットスパーは7日、同クラブに所属するイングランド代表MFジェームズ・マディソンの負傷を発表した。

 トッテナム・ホットスパーは今月3日、韓国にて開催されたニューカッスルとのプレシーズンマッチを1-1のドローで終えていた。
同試合において、マディソンは75分から途中出場していたものの、82分を過ぎたころ、相手に対してプレスに行った際に負傷。86分には担架に運ばれてピッチを後にしていた。

 同試合の後、トッテナム・ホットスパーを率いるトーマス・フランク監督は、マディソンの状態について「昨シーズンに彼が負傷したのと同じひざのケガであることはほぼ確実だ」と説明。大きな接触等もないままに倒れ込んだことと、軽傷ではなさそうだと感じさせるマディソンのリアクションから、その状態が心配されていた。

 そして、トッテナム・ホットスパーは7日、マディソンの負傷状況を報告。右ひざの前十字じん帯を断裂しており、手術を受けることが明かされた。この手術については、近日中に実施される予定。手術後、マディソンはクラブの医療チームと共にリハビリをスタートさせるという。離脱期間は公表されていないものの、ケガの種類から考慮すると、約8~10カ月程度の離脱となる可能性が高い。

 マディソンの負傷を受けて、クラブは「トッテナム・ホットスパーの全員が、ジェームズの一刻も早い完全回復を願っている。私たちは彼の一歩一歩を全力でサポートしていく」とメッセージを発している。

 現在28歳のマディソンは、2023年夏にレスターからトッテナム・ホットスパーへ完全移籍加入。
初年度から背番号10を託された。昨シーズンは公式戦通算45試合の出場で12ゴール11アシストを記録するなど、攻撃陣の中心選手の一人としてチームをけん引。前記のフランク監督のコメントにもあったように、昨季の終盤にもひざのケガで離脱を強いられていた。トッテナム・ホットスパーでは公式戦通算75試合出場16ゴール21アシストを記録している。


【ハイライト動画】マディソンが負傷したニューカッスル戦



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