ライプツィヒに所属するスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコが、マンチェスター・ユナイテッドへの加入に迫っているようだ。7日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 現在22歳のシェシュコは、2019年6月にザルツブルクへと3年契約を締結。加入直後はセカンドチームであるリーフェリングで経験を積み、2021年1月にザルツブルクのトップチームでデビューを飾った。2023年夏からはライプツィヒに完全移籍し、1年目からブンデスリーガで二桁得点を挙げるなど前線のレギュラーに定着。ここまでの在籍2年間で公式戦通算87試合39ゴール8アシストを記録している。

 ブンデスリーガを代表するストライカーへと成長したシェシュコを巡っては、現在ニューカッスルとマンチェスター・ユナイテッドが争奪戦を展開中。なかでも本人はマンチェスター・ユナイテッド加入を希望していると噂されており、一部メディアはすでに同クラブと2030年6月末までの5年契約で個人合意に至ったと主張していた。

 そうしたなかシェシュコ獲得を目指す“赤い悪魔”は、6630万ポンド(約131億円)にボーナスを加えた総額7370万ポンド(約146億円)の移籍金でライプツィヒと合意に達した模様。『BBC』は8日にメディカルチェックを受けるなど正式手続きを終えたのち、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が完了する見込みと報じている。

 なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏もシェシュコに関する情報をX(旧Twitter)に投稿。移籍成立が決定的となった際の決まり文句「here we go!」を用いていることから、マンチェスター・ユナイテッド加入の正式発表は間近であると見られる。また、その後に航空機内で撮られた代理人との2ショットを掲載しつつ、メディカルチェックの翌日9日に移籍が発表されると指摘した。
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