セレッソ大阪は8日、2024シーズン限りで現役を引退した柿谷曜一朗氏の引退試合を開催することを発表。今年12月14日(日)に『ヨドコウ桜スタジアム』で行われる。


 背番号『8』にちなんだ8日の発表によると、柿谷曜一朗氏の引退試合を開催するとのことだ。『THE LEGEND DERBY YOICHIRO KAKITANI -LAST MAGIC-』と銘打ち、今年12月14日(日)に『ヨドコウ桜スタジアム』にて行うことが決定した。なお、チケットやグッズ販売等の詳細は後日と併せて伝えている。

 柿谷氏は引退試合開催に際して、クラブ公式サイトにてコメントを残している。

「12月14日に引退試合をさせてもらうことになりました。大阪、名古屋、徳島と温かいサポーターの皆様のお陰で19年間ものプロ生活を過ごせました!! そしてなにより最後までついて来てくれた家族のために、もう一度サッカーをしている姿を見せたいという思いを実現することができました。この試合に向けて、本当に数多くの人達が動いてくれていて協力してくれて。1人1人に感謝を伝えることはできないかもしれませんが、この場を借りて感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございます。まだまだ準備には時間がかかりますが、みなさん是非よろしくお願いします! そしてファンの皆様! 最後の勇姿を是非スタジアムで!!」

 “ジーニアス”の愛称で知られる柿谷氏は、1990年1月3日生まれの現在35歳。セレッソ大阪のユース出身でトップチーム昇格を果たした後、徳島ヴォルティス、バーゼル(スイス)、名古屋グランパスと4クラブでプレー。プロキャリアにおける最長在籍クラブのセレッソ大阪では“桜のエースナンバー”である『8』を背負ったほか、天才的な閃きと、それを実行できる技術で大いに活躍した。
また、日本代表でも通算18キャップを保持しており、2014年に行われたFIFAワールドカップブラジル大会にも参加している。
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