背番号『8』にちなんだ8日の発表によると、柿谷曜一朗氏の引退試合を開催するとのことだ。『THE LEGEND DERBY YOICHIRO KAKITANI -LAST MAGIC-』と銘打ち、今年12月14日(日)に『ヨドコウ桜スタジアム』にて行うことが決定した。なお、チケットやグッズ販売等の詳細は後日と併せて伝えている。
柿谷氏は引退試合開催に際して、クラブ公式サイトにてコメントを残している。
「12月14日に引退試合をさせてもらうことになりました。大阪、名古屋、徳島と温かいサポーターの皆様のお陰で19年間ものプロ生活を過ごせました!! そしてなにより最後までついて来てくれた家族のために、もう一度サッカーをしている姿を見せたいという思いを実現することができました。この試合に向けて、本当に数多くの人達が動いてくれていて協力してくれて。1人1人に感謝を伝えることはできないかもしれませんが、この場を借りて感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございます。まだまだ準備には時間がかかりますが、みなさん是非よろしくお願いします! そしてファンの皆様! 最後の勇姿を是非スタジアムで!!」
“ジーニアス”の愛称で知られる柿谷氏は、1990年1月3日生まれの現在35歳。セレッソ大阪のユース出身でトップチーム昇格を果たした後、徳島ヴォルティス、バーゼル(スイス)、名古屋グランパスと4クラブでプレー。プロキャリアにおける最長在籍クラブのセレッソ大阪では“桜のエースナンバー”である『8』を背負ったほか、天才的な閃きと、それを実行できる技術で大いに活躍した。