モラタの移籍をめぐるコモ、ミラン、ガラタサライの3クラブ間での交渉は長期化しているが、いよいよ合意への目処が立った模様。報道によると、2026年1月までとなっているレンタル契約を終了させるため、ミランはガラタサライへ400万ユーロ(約6億8000万円)程度を支払う予定とのこと。その後、コモがミランに1200万ユーロ(約20億円)を支払い、獲得を実現させる見込みだという。
依然としてクラブ間での協議が続いているが、ガラタサライはレンタル打ち切りを最終承認する準備を整えており、近日中にコモ加入に向けたメディカルチェックが行われる可能性があるようだ。コモはモラタと2028年6月末までの3年契約を締結する見込みと報じられている。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ガラタサライとの口頭合意が迫っており、モラタのコモ移籍に向けた取引がほぼ完了していると指摘。その上で、モラタがコモに買い取り義務付きレンタルで加入する可能性もあると伝えている。
現在32歳のモラタはレアル・マドリードの下部組織出身で、2010-11シーズンにトップチームデビューを飾った。その後はユヴェントス、チェルシー、アトレティコ・マドリードでプレーし、昨年夏にミランへ完全移籍加入。シーズン前半戦だけで公式戦25試合出場6ゴール2アシストという成績を残したが、2月にガラタサライへ活躍の場を移した。トルコの地ではここまで公式戦16試合に出場し、7ゴール3アシストをマークしている。