FIFAクラブワールドカップ2025優勝によって多額の賞金を手にしたこともあり、今夏の移籍市場で積極的に補強を進めているチェルシー。オランダ代表DFヨレル・ハトやイングランド代表FWジェイミー・バイノー・ギテンス、同国人FWリアム・デラップ、ブラジル人FWジョアン・ペドロらここまで合計8名を獲得し、現在はガルナチョやライプツィヒに所属するオランダ代表MFシャビ・シモンズとの交渉を進めている。
報道によると、チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドとのクラブ間交渉は急速に進展しており、移籍金については7000万ポンド(約139億円)程度前後で協議が行われているようだ。マンチェスター・ユナイテッドがスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコの移籍に関してライプツィヒとクラブ間合意に達したことで、ガルナチョの交渉も本格化したと見られている。
また、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、ガルナチョはチェルシー加入を強く希望しており、すでに個人条件の詳細に関して合意に達していると指摘している。
現在21歳のガルナチョは2020年10月にマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に加入し、2021-22シーズンにトップチームデビューを飾った。ここまで公式戦通算144試合に出場し26ゴール22アシストをマークしているが、ルベン・アモリム監督との確執が囁かれ、直近で開催されたアメリカでのプレシーズンツアーにも帯同せず。今夏の移籍市場での退団が有力視されている。
なお、チェルシーはX・シモンズにも関心を寄せ続けているようだ。