昨年にはバロンドールを受賞したロドリだが、昨年9月に右ひざ前十字じん帯断裂の大ケガを負い、シーズン終了間際に復帰を果たしたものの、2024-25シーズンの大半を欠場することを余儀なくされた。
完全復活が期待されるロドリは今夏に開催されたFIFAクラブワールドカップ2025で4試合に出場を果たしたが、延長戦までもつれたラウンド16でのアル・ヒラル戦では53分から途中出場していたなか、延長前半の100分に途中交代となり、自らの足でピッチを退いたものの、負傷の可能性が指摘されていたことから状態には注目が集まっている。
そんななか、9日に行われるパレルモとのプレシーズンマッチを前にグアルディオラ監督は、イングランド代表MFフィル・フォーデンとともに、同試合を欠場するロドリの状態について次のように明かした。
「フィルは調子が良かったけど、足首を痛めてしまった。そのため、予防措置としてこの試合から外すことにした。ロドリは回復に向かっているけど、最後の試合のアル・ヒラル戦で大きな負傷を負ってしまい、ここ5、6週間に影響していた」
「彼は今、トレーニングをしており、ここ2、3日は良くなっているけど、本当に万全な状態になるのはもしかしたら、(9月の)インターナショナルブレイク明けになるかもしれない」
「それまででも、何分かはプレーできることを願っている。しかし、重要なことは痛みがないことだ。復帰してすぐにケガをしてしまうようなことは避けたいからね。そのような事態を避けるために必死に努力しているけど、ここ2、3日は私たちと一緒にトレーニングをしてきた。それは良いことだね」
なお、16日に行われるウルヴァーハンプトンとのプレミアリーグ開幕節でロドリが出場できるかと聞かれたグアルディオラ監督は「90分プレーできるとは思えない。フィルはできればね。ケガの状態によるけど、1週間あるからうまくいけばだね」と万全ではないものの、起用できる可能性があることを示唆した。