19位に沈む横浜FCは、三浦文丈新監督の下で迎える初のリーグ戦で8試合ぶりの白星を目指す。
試合の均衡が破れたのは8分、浦和が先制に成功する。マテウス・サヴィオのスルーパスに抜け出した金子拓郎がペナルイティエリア左から中央へ折り返す。相手GKスウォビィクがキャッチし損ねると、小森飛絢がこぼれ球を押し込んだ。
浦和はその後、松尾佑介や金子が横浜FCのゴールを脅かすが、追加点には至らず。一方の横浜FCは目立ったチャンスシーンを作れず、試合は浦和の1点リードで折り返す。
53分、浦和が待望の追加点を獲得する。コーナーキックのこぼれ球に反応した金子がペナルティエリア手前で左足一閃。鋭い一撃は相手GKスウォビィクに阻まれたが、こぼれ球に再び小森が反応し、この試合2点目を記録した。
窮地の横浜FCは、63分に退場者を出してしまう。
横浜FCは試合終了間際にアダイウトンが圧巻の個人技で1点を返したが、時すでに遅し。横浜FCは7連敗、浦和は2試合ぶり白星となった。次節は16日に行われ、横浜FCは敵地でヴィッセル神戸と、浦和はホームで名古屋グランパスと対戦する。
【スコア】
横浜FC 1-2 浦和レッズ
【得点者】
0-1 8分 小森飛絢(浦和)
0-2 53分 小森飛絢(浦和)
1-2 90+9分 アダイウトン(浦和)
【ゴール動画】横浜FC vs 浦和