アトレティコ・マドリードは、ナポリに所属するイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ獲得が間近に迫っているようだ。8日、イタリアメディア『カルチョメルカート』など複数メディアが報じている。


 現在25歳のラスパドーリは、サッスオーロの下部組織出身で、2018年5月にトップチームデビューを飾った。サッスオーロでの活躍が評価されると、2022年夏にナポリへ買い取り義務付きのレンタル移籍で加入。ナポリではここまで公式戦109試合に出場し、18ゴール10アシスト記録している。

 そんなイタリア代表FWに関心を示したのが、今夏の移籍市場で精力的な動きを見せるアトレティコ・マドリードだ。7月下旬に同クラブからの興味を伝えられると、交渉が進展。『カルチョメルカート』によると、ナポリは移籍金3000万ユーロ(約51億円)を要求していたようだが、最終的に移籍金2200万ユーロ(約37億円)にボーナス400万ユーロ(7億円)を加えた総額2600万(約44億円)ユーロのパッケージでクラブ間合意に達したとのこと。この週末にメディカルチェックを受けるとも報じられており、早ければ11日にも正式発表がされる見込みのようだ。

 アトレティコ・マドリードはすでに今夏、スペイン代表MFアレックス・バエナやアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダ、スロバキア代表DFダヴィド・ハンツコ、アメリカ代表MFジョニー・カルドーゾらを完全移籍で獲得している。
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