NECに所属する日本代表FW小川航基が、エールディヴィジ開幕節で2ゴールをマークした。

 昨シーズンのエールディヴィジを8位で終えたNECは、新シーズンの開幕戦でエクセルシオールと激突。
ホームで迎える一戦に、FW小川航基とMF佐野航大は揃って先発出場を果たした。試合は14分にディルク・プロペルの得点でNECが先制に成功。立ち上がりからホームでゲームを優勢に運んでいく。

 そんななか、後半開始早々の52分に小川が結果を残す。ボックス内の右から送られたクロスにブライアン・リンセンが合わせたものの、シュートはマーカーにブロックされ上空へと舞い上がる。それでも落下点に入り込んだリンセンがワンタッチで背後に浮き球のパスを送り、待ち受ける小川が豪快なオーバーヘッドを披露。ワンバウンドしたシュートがゴールに吸い込まれ、かつて浦和レッズでも活躍したリンセンのアシストから、小川が開幕弾を挙げた。

 さらに7分後、敵陣中央でのパス交換から左サイドのバサル・オナルにボールがわたり、細かいタッチで運びながら右足でボックス内にクロスを供給。柔らかいラストパスに小川が飛び込むと、ヘディングでネットを揺らして追加点をゲット。NECがリードを3点に広げた。

 その後もNECは次々と得点を奪い、試合は5-0で終了。小川は77分までプレーし、佐野もフル出場を果たしながらチームの大勝に貢献した。
なお、FW塩貝健人は体調不良によりメンバー外だった。次節は16日に行われ、NECはアウェイでヘラクレスと対戦する。

【スコア】
NEC 5-0 エクセルシオール

【得点者】
1-0 14分 ディルク・プロペル(NEC)
2-0 52分 小川航基(NEC)
3-0 59分 小川航基(NEC)
4-0 67分 ブライアン・リンセン(NEC)
5-0 82分 チャロン・チェリー(PK/NEC)
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