クリスタル・パレスに所属する日本代表MF鎌田大地が、自身の状態を明かした。

 2025-26シーズンの開幕を告げるコミュニティ・シールドが10日に行われ、昨季プレミアリーグ王者のリヴァプールとFAカップ王者のクリスタル・パレスが対戦。
4分に先制点を許すと、17分にジャン・フィリップ・マテタがPKを決めて試合は振り出しに。21分に再び勝ち越されたが、77分にはイスマイラ・サールが同点ゴールを決め、2-2で90分が終了。そのままPK戦に入り、これを3-2で制したクリスタル・パレスがコミュニティ・シールド初制覇を飾った。

 この試合に先発出場した鎌田だったが、右ひざ付近を負傷した影響で29分に負傷交代を余儀なくされた。試合後に行われたセレモニーには姿を現し、チームメイトと共にタイトル獲得を喜んでいたものの、オリヴァー・グラスナー監督は「(プレミアリーグ開幕節の)チェルシー戦では、彼を欠くことになるかもしれない」と起用できない可能性を口にしており、状態には注目が集まっている。

 そんな鎌田は試合後に『U-NEXT』のフラッシュインタビューに応じ、ケガの度合いについて言及。「ひざなんで、リスクをあまり冒したくはないというのと、検査してみないと正直わからない感じではある。個人的なフィーリングでは悪くはないと思うんですけど、あまり重くないといいなと思います」と重傷ではないことを示唆しつつ、検査結果を待つ必要があることを明かした。

 クリスタル・パレスは次戦、17日にプレミアリーグ開幕節でチェルシーと対戦する。新シーズン開幕に向けて鎌田は「今日リヴァプールで、次はアウェイのチェルシーとまた難しい試合があると思うんですけど、どこのチームとやっても今のパレスだったらできると思います。またどのチームもパレスと試合をするのは嫌な戦術や選手が揃っていると思うので、シーズンは長いので勝ち点を重ねていけたらいいなと思います」と意気込みを語った。


【ハイライト動画】リヴァプールvsクリスタル・パレス

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