ボーフムに所属するMF三好康児にイングランド復帰の可能性が浮上しているようだ。10日、ドイツ誌『キッカー』が伝えている。


 現在28歳の三好は川崎フロンターレの下部組織出身で、2015年にトップチームデビューを飾った。北海道コンサドーレ札幌や横浜F・マリノスへのレンタルを経て、2019年夏には海外移籍を決断。ロイヤル・アントワープとバーミンガムでプレーした後、昨年夏にはボーフムへ活躍の場を移し、昨シーズンのブンデスリーガでは15試合出場1ゴールという成績を残した。

 そんな三好だが、今夏の去就が不透明となっている模様。ディーター・ヘッキング監督は残留を望んでいるものの、バックアッパーという位置付けながら高額の年俸を手にしていることから、ボーフムは今夏の売却を検討しているようだ。報道によると、日本代表FW大橋祐紀が所属するチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)のブラックバーンが獲得に興味を示しているという。

 なお、三好は現地時間10日に行われた2.ブンデスリーガ(ドイツ2部リーグ)第2節のエルフェアスベルク戦に後半開始から途中出場。1点リードで迎えた90+1分には追加点をアシストし、チームの2-0での勝利に貢献した。

 仮にブラックバーン加入となれば、三好にとっては2シーズンぶりのイングランド復帰に。大橋との共闘も実現する形となるが、果たして今夏の移籍は実現するのだろうか。
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