FC町田ゼルビアは12日、ガンバ大阪からイスラエル代表MFネタ・ラヴィが完全移籍加入することを発表した。

 ネタ・ラヴィは1996年8月25日生まれの現在28歳。
母国の名門として知られるマッカビ・ハイファで公式戦通算244試合出場10ゴールという実績を引っ提げ、2023年よりG大阪に完全移籍加入した。Jリーグは初挑戦ながら、“青黒の中盤”として攻守に存在感を放ち、ここまでの2年半で公式戦通算76試合出場2ゴールを記録していた。

 完全移籍加入に際し、ネタ・ラヴィはG大阪を通してコメントを発表。2年半を過ごしたG大阪への感謝を、次のような言葉で表現した。

「別れを告げる時は常に辛いものですが、この素晴らしい2年半を共に過ごしたガンバ大阪、そして関わるすべての方々に感謝申し上げます。このクラブでプレーする中で、私は人としても選手としても成長することができました。尊敬してやまない日本サッカーや文化を学ぶ機会をいただきましたし、ガンバで過ごした思い出は常にいい記憶として私の心の中に刻まれるでしょう。ファン・サポーターの皆様、良い時も悪い時も温かい声援をいただき本当にありがとうございました。常にチームのためにベストを尽す努力をしてきましたし、その姿をこれからも覚えていてもらえたら嬉しいです。皆さんのこれからに、幸運が訪れることを願っています。本当にありがとうございました」

 同様に、新天地となる町田を通しては、次のように意気込みを明かした。

「FC町田ゼルビアファンの皆さまへ。
はじめまして、ネタ・ラヴィです。この度、FC町田ゼルビアに加入する機会をいただき、とても興奮しています。新しいチームメイトと会えること、そしてスタジアムで皆さんにお会いできることを心から楽しみにしています。選手としての自分の経験を活かし、クラブの目標達成のために全力を尽くします。一緒に戦いましょう!頑張ります!!」

 2025明治安田J1リーグ第25節終了時点で、町田は13勝4分8敗を記録し、現在は5位につけている。一方で、G大阪は10勝4分11敗の成績を残し、現在は11位となっている。

 現在、町田は2025明治安田J1リーグで6連勝中と絶好調。首位に立つ鹿島アントラーズとの勝ち点差も「4」で、優勝戦線に加わっている。今年の9月からはAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)に初参戦するなか、Jリーグだけでなく、海外での経験も豊富なネタ・ラヴィがチームに加わることとなった。


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