今夏、トーマス・フランク監督を招へいしたトッテナムは、ガーナ代表FWモハメド・クドゥスや日本代表DF高井幸大などを獲得。また今冬に加入していたFWマティス・テルとDFケヴィン・ダンソを完全移籍への移行も発表している。。一方で、長年クラブを支えた韓国代表FWソン・フンミンが退団し、新監督とともに新体制がスタートしている。
また、トッテナムはノッティンガム・フォレストに所属するイングランド代表MFモーガン・ギブス・ホワイトの獲得を目指していたが移籍は実現せず。さらに、10番のジェームズ・マディソンがプレシーズンで右ヒザ前十字じん帯断裂の大ケガを負い長期離脱が決定したため、攻撃陣の補強を必要としている状況だ。
そんななか、現在はクリスタル・パレスのエゼの獲得に向けて交渉を開始した模様。以前の報道では、エゼには6800万ポンド(約134億円)の契約解除条項が設定されていたが、8月1日に失効したとされていた。しかし『ガーディアン』は「15日に失効する」と主張しつつ、現在の状況については「合意には至っておらず、トッテナムも契約解除金を支払うつもりはない」と指摘している。
なお、エゼにはアーセナルも関心を示しており、攻撃陣の放出と人員整理を経てから獲得に動くと見られている。