マンチェスター・シティが、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの獲得に動いているようだ。12日、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。


 現在26歳のドンナルンマは昨シーズン、正GKとしてPSGのリーグ・アン、クープ・ドゥ・フランス、チャンピオンズリーグ(CL)の3冠達成に貢献。しかし同選手は、13日に行われるトッテナムとのUEFAスーパーカップのメンバーから外れており、退団が噂されている状況だ。

 ロマーノ氏が自身のYouTubeチャンネルで語ったところによると、「今年の夏か来年の夏になるかはわからないが、ドンナルンマはクラブを去る」とのこと。また、マンチェスター・シティとPSGの間でドンナルンマの移籍を巡って話し合いが行われており、PSGは移籍金として5000万ユーロ(約86億円)を要求したものの、マンチェスター・シティは高すぎると判断したとのこと。続けて同氏は「両クラブの関係は良好であり、解決案を見つけることができるだろう」と主張した。

 またロマーノ氏は、この移籍が実現する上で必要不可欠な要素として、マンチェスター・シティのブラジル代表GKエデルソンが退団することを挙げた。そのエデルソンに関しては、すでにガラタサライが獲得に向けて連絡を取ったと報じられており、加えてガラタサライとエデルソンの間でも交渉が進んでいるという。

 なお、フランス紙『レキップ』は、ドンナルンマがすでにマンチェスター・シティと合意したと伝えている。

 すでに自身のSNSアカウント上でPSG退団を表明したドンナルンマ。今後の動向が注目される。


【投稿】ドンナルンマが声明「誰かが僕はもう貢献できないと判断した」


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