昨季のトッテナムはプレミアリーグを17位で終わったが、ヨーロッパリーグ(EL)を制して、欧州では41年ぶり、国内を含めても17年ぶりの主要タイトル獲得を果たした。これに伴い、13日に迎える新シーズンの公式戦初陣となるUEFAスーパーカップで昨季のチャンピオンズリーグ(CL)王者であるパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦する。
同試合に向けて試合が行われるイタリアのウディネに移動したトッテナムだが、この遠征メンバーからビスマが外れたことが話題となっている。
その理由について聞かれたフランク監督は「ビスマは規律違反でここにいない。彼は何度も遅刻しており、今回の遅刻は度を越していた」と明かしながら、次のように続けた。
「私たちは愛情を示して要求する必要があるけど、それには相応の責任が伴うものだ。すでに責任が課されているけど、帰国後に改めて対応することになっており、今は保留となっている」
なお、PSGに向けてフランク監督は「私は攻撃面でも守備面でもチームには原則と組織が不可欠だと考えている。ビルドアップの第1フェーズと第2フェーズでは明確な構造を作りたいと思っている。試合をコントロールして、第3フェーズで得点を挙げたいと考えている」と語りつつ、勝利への意気込みを口にした。
「クラブ、私、そしてトッテナムに関わるすべての人にとってこれは非常に重要な試合だ。大きな挑戦であり、大きな機会でもある。私の頭では、プレッシャーではなくチャンスと捉えている。